大豆は健康に良い?それとも悪い?

投稿者: | 9月 19, 2016

日本人は大豆が大好き!私が子供の頃、テーブルの隅にはいつも醤油の小瓶が常備されていましたし、味噌汁と納豆はほぼ毎朝食べていたのを覚えています。豆腐は味噌汁の具としてだけでなく、暑い夏の日には冷ややっことしてよく食べていました。大豆と大豆製品は、日本料理には欠かせない食材であり、重要な日本文化の一部でもあります。

私事ですが、私が単身で最初にカナダに来てからほぼ20年間が経ちます。時の経つのは早いもので、今では妻であり、2人の子供の母親です。私は子供たちが小さいころから日本食を食べさせるようにしていましたし、夫も和食を好むので(イタリア人ですが、パスタよりもアジア料理を好みます)我が家では、大豆製品の消費量が多いように思います。

 

大豆のよく知られた健康上の利点は:良質のタンパク質や脂肪(オメガ3脂肪酸を含む、一価不飽和および多価不飽和脂肪)を豊富に含む、カルシウムや鉄の優れた供給源、いくつかの研究では(アジア人女性に行われた)、大豆を多く消費することは乳がん発症リスクを減少することを示しています。 しかし、欧米ではそのような研究を裏付ける証拠がほとんどありません。それどころか、日本とは全く逆の証言もたくさんあります。エストロゲン(女性ホルモン)に似た成分を含むため身体のホルモンバランスを乱す、高レベルのフィチン酸がミネラルの吸収を減少させる、最もGMOである可能性が高い(北米で栽培されている大豆の90%が遺伝子組み換え)など、あまり大豆を推奨しない傾向もみられます。

このような、大豆に対する正反対の論争は消費者を混乱させるばかりです。 それでは、実際に大豆は健康に良いのでしょうか?それとも悪いのでしょうか?




それは大豆をどのような状態で摂取するかによって異なります。日本で一般的に消費されている大豆製品(味噌、醤油、納豆、テンペは…)はすべて発酵食品なのです。伝統的に、大豆は発酵された状態のものが消費されてきました。発酵のプロセスが大豆を健康に良い食べ物に変化させていたのです!大豆を発酵させることで、栄養素を高めるだけでなく、体内に吸収されやすい状態に変化します。また、フィチン酸のレベルを低下させます。

東洋人が西洋人よりも健康であると言われるにはいくつかの理由があります。私は、アジア圏では発酵食品を日常的に食する習慣があることが一つの大きな理由だと思います。発酵食品は、プロバイオティクス(善玉菌)を多く含み、健康的な腸内環境を促進します。特に納豆は、プロバイオティクスとプレバイオティクス(善玉菌のエサになる繊維質)の両方が含まれているためシンバイオティクスと呼ばれることもあります。プロバイオティクスとプレバイオティクスを同時に食べることが、腸内環境を整えるための最良の方法の一つです。

カナダに住んでいる私のやってみたいことの一つは、日本の伝統的な発酵食品を西洋に紹介していくことです。最近では豆腐、味噌、醤油など、スーパーマーケットで容易に探せるようになりました。ですが、納豆はまだ容易に見つけることができません。アジアの食材を置くスーパーマーケットの中でも、日本からの商品を取り扱うところでしか手に入りません。それほど困難であるなら、自分で作ることはできないのだろうか? そこで、私は〝自家製納豆“と”豆乳ヨーグルト“を作ってみたいと思っています。

 

みなさまの健康を願って!



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