消化プロセスは口から始まっています!

投稿者: | 5月 30, 2016

私の10代の息子は成長期で雑草のようにグングン背が伸びています。食欲も旺盛で大人以上に食べることもありますが、特に問題はないと思っています。ただ、彼の食べ方には少し気になっています。お腹が空いているのは分かるのですが、早食いをする癖があるので食物が適切に消化されていないのではと心配です。

消化器系には主に2つのグループがあり、1.消化管 と 2.付属消化器官 に分けられます。

消化管は食べ物が口から入り肛門から排出されるまでの6か所を指します。

  1. 口 2. 咽頭 3. 食道 4. 胃 5. 小腸 6. 大腸

上記のように、消化は「胃と腸」だけの作業ではありません。消化プロセスは、食べ物が口に入ると同時に始まるのです。




 

それでは、口の中には何がありますか?

  1. 歯 2. 舌 3. 唾液腺 4. 唾液

口の中に食べ物が入ると同時に、それぞれ消化プロセスを開始するために重要な役割を担っています。

:一般的に、私たちは食べ物を噛み砕くために使用する(親知らずを含む)32本の歯を持っています。食べ物が咽頭に入る前によく噛むことが非常に重要です。より良い消化のため、基本的に食物は30-50回噛むことが推奨されており、硬いものは70回前後が目安とされています。

:食べ物と唾液を混合する役目があります。舌の表面上の味覚受容体が私たちに食べる喜びを与えます。

唾液腺:三か所あり、1)耳下腺、2)舌下腺、および3)顎下腺 に分かれています。

唾液:食べ物を湿らせ、ボーラスと呼ばれる物質に変換させます。これにはデンプン質の消化プロセス開始を促すアミラーゼと呼ばれる酵素が含まれています。また、細菌を阻害する物質(リゾチームおよび抗体)が含まれています。

 

消化を高めるために重要な点は、食べ物をより多く噛むことで、より多くの唾液が作成され、より多くの消化酵素が作られるということです。ですから、お腹の調子が悪いときには柔らかい食べ物やスープを選ぶよりも、通常の食べ物を選ぶべきということになります。また、身体によいとされる自然食品を大量に摂取しても、口の中でよく噛み砕かれず消化酵素と混合されないまま口腔内を通過してしまうと、その後に他の臓器に負担が掛かります。消化プロセスを継続するために懸命に作動しなくてはならなくなるからです。

これからは口の中に食べ物を入れた瞬間から、意識的によく噛むことをお勧めします。健康につながる理想的な消化プロセスは、食べ物が口に入ると同時に始まっているのです。

みなさまの健康を願って!



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